体も手洗いするべき理由って?

体も手洗いするべき理由って?

体も手洗いするべき理由って?

お風呂で体を洗うとき、ナイロンタオルを使ってゴシゴシと体をこすっていませんか?
実はこの方法、体の汚れを落とすにはいいかもしれませんが、お肌のことを考えるとベストとは言えません。
近年では、体も「手洗い」するほうがいいと考えられています。
ここでは、体を手洗いするべき理由についてご紹介します。

ゴシゴシ洗いはお肌を傷つける

汚れをしっかり落とそうと、硬いナイロンタオルで体をゴシゴシ強くこすっている方も多いかもしれませんが、その方法はお肌の表面を傷つけてしまう可能性があります。
正確に言うと、お肌の角質層を傷つけてしまうことになるのですが、角質層はお肌を守るために必要なものです。
ゴシゴシ洗うことで傷ついた角質層は元通りになるまでに2週間以上かかると言われており、その間、お肌を守るものがない無防備な状態になってしまいます。
洗顔するときを思い出してください。顔をナイロンタオルでゴシゴシと洗う人はいませんよね。
ほとんどの方が手で洗うと思います。
原則はこれと同じです。体も顔も、表面を覆うのは同じお肌。やはりお肌のことを考えるのであれば、手洗いがベストであるということです。

手洗いをするときのポイント

体を手洗いする際は、いくつかのポイントを押さえておかなくてはいけません。

・しっかりと泡立てる
液体や固形の石けんを手につけて、ただ伸ばすように洗うだけでは、洗浄効果が期待できません。
お肌をいたわりながら洗浄効果を得るためには、泡で洗う必要があります。また、泡にはお肌を摩擦から守り、乾燥を防いでくれるなども効果があるとされています。
泡のまま出てくるボディソープなどを使い、泡をお肌にのせるようにしながら洗うようにしましょう。

・デコルテや背中はしっかり洗う
手洗いするときに限ったわけではないですが、デコルテ部分や背中は皮脂腺が活発に働いている部位になりますので、ほかの部位よりも念入りに洗うようにしましょう。
しっかり泡立て手洗いし、週に1、2回の頻度でタオル洗いをするといいでしょう。その際はナイロンタオルではなく、柔らかめのタオルを使い、やさしく洗うようにしてください。

・心臓に向かってマッサージするように洗う
手洗いのメリットは、体を洗いながらマッサージができるということでしょう。
指先やつま先などの末端部分から心臓に向かって、リンパや血流の流れを促しながらマッサージ洗いしましょう。むくみや疲れを和らげる効果が得られますよ。

ハンドクリームを使う時に気をつけたいこと

手洗いには洗浄力がないと思われがちですが、しっかり泡立てたボディソープを使い、部位によってはときどきタオルを使うなどすることで、ナイロンタオルで洗うのとそん色がないくらいの洗浄力を得ることができます。
泡で出てくるタイプのボディソープを選ぶなどして体を手洗いし、お肌をいたわりながらキレイな身体を目指しましょう。

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