「冷え」は、さまざまな形で体に悪影響を及ぼします。
免疫力の低下もそのひとつで、健康の維持のためにも冷えを防ぐことは重要な意味を持っているのです。
今回は、冷えが体の免疫力に与える影響についてお話します。
また、体が冷えると代謝が鈍くなり、体温が上がりづらくなると言う悪循環に陥ってしまいます。
そのため、代謝を高めて体温を上げることが、免疫力を高め、病気を予防することにつながってくるのです。
冷え性は常に免疫力が低下した状態でもあるため、普段の生活から改善していく必要があります
体の冷えと免疫力の低下の関係には、体内における酵素の働きが関わっています。
身体の中で作られる酵素は免疫細胞の栄養源となっていますが、体温が下がることで酵素の生産量が落ちてしまうのです。
また、体が冷えると代謝が鈍くなり、体温が上がりづらくなると言う悪循環に陥ってしまいます。
そのため、代謝を高めて体温を上げることが、免疫力を高め、病気を予防することにつながってくるのです。
冷え性は常に免疫力が低下した状態でもあるため、普段の生活から改善していく必要があります
冷えを防ぐために重要なのは、生活習慣の見直しです。睡眠不足などの悪習慣が、体の冷えにつながるのです。冷えと自律神経は深い関係で結ばれているため、不規則な睡眠は自律神経の働きを乱し、体を冷やす原因となります。
十分な睡眠時間を確保するだけでなく、代謝を高めるために運動する習慣をつけ、体の内側から熱を発生させることも大切です。
まずはちょっとした距離を歩くことや、エスカレーターを使わずに階段を使って上り下りすることからから始めましょう。
デスクワークが多いようであれば、仕事の合間にストレッチを行うことも有効です。 体の内側を温めるのには、白湯を飲むのもオススメですよ。
また、無理なダイエットも体から熱を奪う原因となることがあります。
十分な栄養をとることは健康の基本です。体温を高めるために、1日に必要とされるカロリーはしっかりと摂取するようにしてください。
冷えは、生活習慣の乱れだけではなく、ストレスがたまることによっても生じます。
ストレス解消して心の健康を保つことも、冷えを防いで免疫力を高めるために重要なポイントなのです。
常に予定を詰めている状態だと緊張がほぐれず、ストレスもたまりがちです。
何もない時間や予定のない日を作り、体や心のリフレッシュにあててみてください。
また、ゆっくりとお風呂につかるのもストレス解消の方法のひとつです。お気に入りのアロマや入浴剤を使って身体を芯から温めることで、心も体もリラックスできますよ。
代謝を高める効果も期待できるため、冷えの解消にはお風呂に入ることがとても大切です。38℃程度のお湯に15~20分程じっくりとつかるようにしましょう。
そうすることで体が芯まで温まります。入浴中にマッサージをしたり、読者をするのもよいでしょう。
冷えは疲れや肩こりを招くだけではなく、免疫力を低下させて病気にかかりやすくなる原因となります。
十分な睡眠や休養で心身のストレスを解消し、冷えを予防・改善することが健康な体作りに努めましょう。