コラム
バスタイムが美人を作る! お肌のための正しい入浴法
バスタイムが美人を作る!
お肌のための正しい入浴法
バスタイムは女性の美しいお肌を作るために欠かせない時間です。
1日頑張った体をいたわる、ボディケアの基本ですね。
しかし、私たちが日頃お肌のためによかれと思って行っている入浴法が、実はお肌に負担をかけてしまっていることがあります。
今回は、美しいお肌のためにおさえておきたい「本当に正しい入浴法」をご紹介します。
正しい入浴法1:
入浴前にホットドリンクを飲む
入浴前に水をコップ1杯飲むようにしている、という方は少なくないのではないでしょうか。
水分を摂取し、発汗を促すためには大切なことですが、これを白湯やハーブティなどの温かいドリンクにするだけでさらに効果的になります。
体を内側からも温めることで血液循環をより改善することができます。体が芯から温まるのでバスルームを出た後も湯冷めしにくくなり、さらに冷たい水を飲むよりも高い発汗効果を望むこともできるのです。
正しい入浴法2:
体を洗うのはお湯に浸かる前
「湯船にゆっくり浸かってお肌をやわらかくしてから体を洗う」という方も多いようですが、実はこれはNG!
お湯に浸かってふやけたお肌をボディソープやナイロンタオルで刺激してしまうと、かえって乾燥やかゆみなどの原因になってしまいます。特に乾燥肌の方は注意が必要です。体を洗うのはお湯に浸かる前にしましょう。
さらに、体はふわふわに泡立てた石鹸やボディソープを使い、手の平ややわらかいガーゼで撫でるように洗いましょう。
正しい入浴法3:
お湯の温度は「ぬるめ」で!
「お肌のためには、浸かるお湯の温度は「ぬるめ」が原則です。
あまり熱いお湯に浸かってしまうとお肌からうるおいを保つための成分が流れ出し、乾燥肌の原因になってしまいます。
同様の理由であまり長湯するのもお肌にとってはよくありません。
半身浴などで何十分もお風呂に浸かっている、という方もいると思いますが、お肌のためにはお湯の温度も長さも「ほどほど」が効果的です。
39~40度程度のぬるめのお湯に15分ほど浸かるようにしてくださいね。
正しい入浴法4:
お湯の中ではストレッチ・マッサージを
お湯に浸かっている時間も有効に使いましょう。
代謝や血行をさらにアップさせるために、ストレッチやマッサージを行うのがオススメです。
まずは首をゆっくりと回し、肩周りの筋肉をほぐします。
左右に10回ほど回したら耳の裏を痛気持ちいい程度の力で押しましょう。
耳の裏にはリンパが集まっています。
流れを促すようなイメージで、力を入れすぎないように気をつけながらプッシュします。
さらに、耳の裏から鎖骨に向かって老廃物を押し流すようなイメージで優しく撫で下ろします。
顔から肩がじんわりと温かくなるのを感じるはずですよ。
正しい入浴法5:
睡眠時間は削らない! 入浴後1時間以降にベッドへ
「お肌をキレイに保つために、夜遅くなってもお風呂に入らなきゃ」と、睡眠時間を削ってでもお風呂に入るのは実はNG。
美容にとっては入浴よりも睡眠不足のほうが影響が大きいため、睡眠時間を削ってまで長湯をするのは避けましょう。
また、入浴によって上がった体温が下がるまでの1時間程度はなかなか寝付けない状態です。
夜遅くなってしまった時のお風呂は、体をさっと洗ってぬるめのお湯に10分ほど浸かる程度にしておくのがコツです。
睡眠時間の1時間前までに入浴を済ませておけば、体温が下がるのにしたがって自然と眠気が訪れるので、寝つきの悪い方でもよく眠れるようになります。
お風呂は正しく入れば疲れた体を癒し、女性の美しさにさらに磨きをかけてくれるものです。
しっかりとポイントをおさえて、美しいお肌を保ちましょう。