「アロマテラピー」の定番として有名なラベンダーは、優しい香りが特徴的なハーブです。
そのラベンダーを使ったラベンダーオイルは、肌にも嬉しい効果が期待できるのをご存知でしょうか?
ここでは、ラベンダーオイルを使うことで期待できる美容効果をご紹介します。
ラベンダーは薄い紫色の花をつけるシソ科の植物で、やさしく爽やかな香りが特徴のハーブです。
ラベンダーの香りには緊張をほぐす効果があるため、「安眠」「リラックス」「癒し」のアロマとしても知られています。
また、ラベンダーは優れた抗菌性・消炎性・かゆみ止め効果を持つといわれています。
そのため、ラベンダーを加工した「ラベンダーオイル」は化粧品や虫よけスプレーなどさまざまなものに利用されているのです。
ラベンダーオイルは香りを楽しむだけはなく、美容にも良い効果が期待できるといわれています。
使用の際は精油のままだと肌に刺激が生じるおそれがありますので、必ずキャリアオイルや化粧水・お湯などと合わせ、薄めてから使用してください。
具体的な使い方や美容効果は次のとおりです。
ラベンダーには消炎・抗菌作用があるといわれており、スキンケアに取り入れることで肌荒れ予防効果が期待できるといわれています。
手持ちの化粧水100mlに対し、ラベンダーオイルを5~10滴ほど落としてから良く混ぜて使用しましょう。
顔や体などにたっぷりなじませれば、ラベンダーの良い香りとともに肌の調子をふっくらと整えてくれますよ。
ラベンダーオイルは半身浴にもおすすめです。
ぬるめのお湯を張った湯船に、ラベンダーオイルを3~5滴垂らして入浴すれば、うっとりするようなバスタイムを過ごすことができます。
全身の血行が良くなると肌の新陳代謝が活発になり、古い角質がはがれやすくなるのでくすみ・ザラつきなどのケアに最適です。
ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどのキャリアオイル10mlに、ラベンダーオイルを1滴垂らしたものを混ぜれば、ラベンダーが香る”癒しのマッサージオイル”が作れます。顔や体などの気になる部分を中心に、溜まった老廃物を流すようにやさしくリンパマッサージをしましょう。
むくみやザラつきが取れてスッキリしますよ。
肌は寝ている間に細胞を作り替え、新陳代謝をおこなっています。
しかし、睡眠不足になると肌の新陳代謝が鈍くなり、くすみや吹き出物などの肌トラブルが発生しやすくなってしまいます。
睡眠不足を防ぐためには、寝る前にラベンダーオイルを使って「芳香浴」をしましょう。
アロマランプやアロマディフューザーなどで部屋中をラベンダーの香りで満たせば、心身共にリラックスして寝つきが良くなり、ぐっすり眠れるようになります。
ラベンダーオイルは、アロマグッズのお店などで手に入れることができるほか、ボディシャンプーなどのボディケア用品や化粧品に配合されていることも多いものです。
「手軽にラベンダーの香りを楽しみたい!」という方は、ラベンダーオイル入りの製品を毎日の美容ケアに取り入れ、活用してみましょう。