肌が乾燥しやすい冬の季節。保湿クリームを塗りこんでも、なんだかうるおいにくいと感じることはありませんか?
冬の肌はターンオーバーが乱れて不要な角質がたまりやすくなっています。
ザラつきが気になる冬こそ、ボディスクラブで角質ケアをしましょう。
冬のスクラブケアの注意点やアフターケア方法をご紹介します!
肌はいくつもの層から構成されており、もっとも外側の層を角質層といいます。
セラミドなどの潤い成分が角質細胞同士を接着させることで角質層はつくられ、肌のバリア機能として働いています。
ところが、空気が乾燥すると潤い成分が減少して角質細胞はめくれあがりやすい状態に。
肌がザラつくとともに、さらに水分が蒸発して肌の乾燥が悪化するという悪循環に陥ります。
また、ターンオーバーの遅れも角質層が乱れる原因です。
肌の生まれ変わりのサイクルをターンオーバーと呼び、約30日周期で古い角質ははがれ落ちて新しい角質に変わります。
しかし冬に気温が低下すると体が冷えて血流が滞り、ターンオーバーは遅れやすくなります。古い角質が蓄積すると、肌がザラついたりくすんで見えたりするのです。
ザラつきやくすみを解消するためには、たまった角質を落とす必要があります。
スクラブには小さな粒子が配合されていて、肌表面の要らなくなった角質を取り除いてくれます。
余分な角質がなくなると肌が柔らかくなり、スキンケアの有効成分が肌に浸透しやすくなる効果も。
肌色のトーンがアップした透明感のある肌を実感できるでしょう。
なめらかな肌を維持するためには、スクラブの使いすぎには要注意です。
必要な角質まで除去すると肌表面のバリア機能が失われて保湿力が低下し、敏感肌や乾燥肌の原因になります。
週1〜2回の頻度で継続して行いましょう。
ボディスクラブを使うときは、力を入れすぎないようにしましょう。
強い力でこすると肌が刺激されて炎症が起こりやすくなり、肌荒れや色素沈着につながりかねません。
指の腹でくるくると円を描くようにマッサージすることを意識してください。
体には角質がたまりやすい部分とたまりにくい部分があります。
ひじやひざ、かかとは角質が硬くなりやすいので、重点的にマッサージしましょう。
おなか周りや腕の内側などは皮膚が薄く赤くなりやすいので、強くこすらないように注意してください。
スクラブを使った後の肌は、余分な角質がはがれてデリケートな状態になっています。
普段よりも乾燥しやすいので、放っておくと前よりもカサつきが悪化する事態になりかねません。
アフターケアには保湿クリームだけではなく、ボディローションも合わせて使うことをおすすめします。
肌から失われた水分をローションで補給し、クリームやオイルで蓋をするようにして乾燥を防ぎましょう。
肌の潤いを守るためには、保湿成分が浸透しやすい肌づくりが大切です。
硬い角質がたまっている状態では、どんなに効果的なケア用品を使ってもカサつきの改善は期待できません。
ボディスクラブを日々のケアに取り入れて、ツヤツヤしっとり肌を手に入れましょう!