一度習慣になったシャンプーの方法は、普段なかなか見直さないものです。
しかし、誤ったシャンプー方法が髪を傷める原因になっていることもあります。
髪の健康を保つためにも正しい洗い方を覚えましょう。
ついつい面倒になってしまったり、忘れがちなのが髪を洗う前の「ブラッシング」です。
髪を濡らしてしまうと、絡まった髪をほぐすのが難しくなります。
強引に引っ張れば髪を傷める原因になるだけでなく、頭皮もダメージを受けてしまいます。
次に、シャンプーをつけずに髪を洗っていきます。
実は、シャンプーをつけなくてもこの予洗で半分以上の汚れを落とすことができるのです。
あまり熱いと毛穴が開いて必要な皮脂まで落ちてしまう可能性があるため、39度未満のお湯で、じっくりと丁寧に洗うことが大切です。
シャンプーを節約できるだけでなく、泡立ちも良くなるのです。
次にシャンプーをつけて髪を洗っていきます。
まず手にシャンプー液をのせしっかりと泡立てるのが大切です。
泡立てることで洗浄力が増すだけでなく、直接肌や髪につけると洗いムラの原因にもなってしまいます。
次に上を向いて髪に馴染ませていきます。
うつむいた状態で髪を洗うと、逆毛の状態で髪を洗うことになり、キューティクルに傷がついてしまいます。
うつむいて髪を洗うのが習慣になっている人は、上を向いて洗うように変えていきましょう。
髪を洗う際、頭皮に爪を立てたり、硬いブラシを使ったりするのもNGです。
頭皮にダメージを与え、かゆみや薄毛の原因になってしまうからです。
優しく丁寧に洗うのが基本で、血行が気になる場合は頭皮をじっくりマッサージするように洗っていきます。
シャンプーで髪を洗い終わったら、すすぎをしっかりと行います。すすぎは3分程度行うのが理想です。
シャンプーのすすぎ残しが肌荒れや髪の汚れの原因になってしまうことがあるからです。
トリートメントを行う際も重要で、高級なものを使っているからとすすぎを惜しんでいると、頭皮に残って髪の毛が生える邪魔をする場合や、雑菌が増える原因になってしまうこともあるのです。
髪が濡れたまま休んでしまうと痛みや癖毛の原因になってしまいます。
シャンプー後はしっかりと乾燥させることも大切です。