マスク生活が続く中、マスクによる摩擦や蒸れなどで敏感肌にお悩みの方が増えています。
肌が敏感になっているときの洗顔は、負担をかけないようモコモコのきめ細かい泡で洗うことが大切です。
とはいえ、モコモコの泡を作るには少々コツがいります。ここではモコモコ泡を作る“洗顔フォームの泡立て方のコツ”をご紹介します。「泡立てが苦手」という方は参考にしてみてくださいね。
バリア機能が低下した敏感肌にとって、洗顔時の摩擦はご法度。キメの洗い泡でゴシゴシこすると肌の乾燥や赤み、吹き出物などが生じやすくなってしまいます。また、洗顔フォームをしっかり泡立てない場合、刺激が強すぎて肌に大きな負担となることも。
敏感肌の洗顔では、しっかりモコモコの泡を作ってから泡で押すようにしてやさしく洗うことが大切です。モコモコの弾力泡にすることで摩擦が減り、泡が肌の汚れを吸着してくれるので、負担を最小限にしながらキレイに洗い上げることができます。
モコモコの泡を作るのに便利なアイテムとして「手を使う方法」と「泡立てネット」が挙げられます。モコモコの泡を作る手順・ポイントをチェックしていきましょう。
1. 顔と手をぬるま湯で濡らしておく
2. 洗顔フォームを2~3cm出し、手のひらに広げる
3. お湯を2~3滴乗せて、クルクルとやさしくなじませる
4. 3を2~3回繰り返し泡立ってきたら、手のひらをお椀型にしてさらにかき混ぜる
5. 手のひらを逆さにしても垂れないぐらいまで混ぜれば、完成
手をお椀型にして泡立てる際、最初は泡が大きいですが、かき混ぜるうちにきめ細かな泡へと変わっていきます。ホイップクリームをかき混ぜるようなイメージで、泡にたくさんの空気を含ませましょう。
1. 顔をぬるま湯(人肌より低い温度)で濡らし、泡立てネットも濡らして軽く水を切る
2. 泡立てネットに洗顔フォームを2~3cm乗せる
3. 泡立てネットを手のひらに立てながら、空気を含ませるようにこすり合わせる
4. 少しずつ水を足しながらモコモコの泡に仕上げていく
5. 泡立てネットを下から上に絞り上げたら、モコモコ泡の完成
泡立てネットを使うことで泡に空気を含ませやすくなるので、モコモコ泡を素早く完成させられます。洗顔ネットを使用したあとは泡をすすぎ流したあと水分をしっかりと切り、風通しのいいところで乾燥させましょう。
洗顔の際はしっかりと濃密な泡を作ることがとても大切です。ご紹介した泡立て方をマスターし、モコモコ泡の弾力で肌をやさしく洗ってあげましょう。
また泡立てるのが苦手な方や、手早く洗顔したい朝などには、泡で出てくるタイプの洗顔フォームもおすすめです。押すだけでモコモコの泡が出てくるので泡立ての手間がいらず、肌をいたわりながら時短で洗顔を済ませられますよ。敏感肌の方、肌の乾燥が気になる方は、保湿成分がたっぷり含まれたものを選ぶとよいでしょう。