コラム
痛い&気になる……指先のささくれの原因と予防方法
痛い&気になる……指先のささくれの原因と予防方法
指先にささくれができると、服などにひっかかるうえに痛みを感じて憂鬱ですよね。
しかもささくれは見た目も悪いため、手元の自信を失うきっかけにもなってしまいます。
では、そんな厄介なささくれを引き起こす原因は何なのでしょうか?
キレイな指先を取り戻すために、ささくれの原因と対策方法をチェックしてみましょう。
指先のささくれの原因は?
乾燥
ささくれの主な原因は、手肌の乾燥です。
こまめな手洗い、炊事や洗濯、ネイルリムーバーの使用などで肌が乾燥すると、角質が剥がれてもろくなり、皮膚がむけやすくなります。
特に熱いお湯での手洗いや炊事は、肌のうるおいを落としきってしまうので注意が必要です。
栄養不足
実は栄養不足も、ささくれの原因になります。
肌の健康を保つタンパク質・ミネラル・ビタミン類が不足すると、手肌が荒れやすくなると同時にささくれができやすくなるのです。
過度のダイエットを行っている人、外食やコンビニ食が続いている人は、栄養不足によるささくれが起きやすいといえるでしょう。
ささくれを予防するには
ハンドクリームで保湿をする
ささくれを引き起こす手肌の乾燥は、ハンドクリームで防ぐことができます。
ポイントは、保湿効果の高いハンドクリームを、指先まで丁寧に塗り伸ばすこと。
さらに、爪の周りを反対の手の指でつまむように塗り込むと効果的です。
適度な刺激を加えることで血行が良くなるため、肌を健康に保つ栄養が指先まで行き渡りやすくなります。
なお、ハンドクリームは水で流れ落ちてしまうので、手を洗うたびに塗り直しましょう。
肌に水分が残っているうちに塗ると、しっとりとした肌を持続させることができます。
食生活を改善する
ささくれを防ぐためには、食生活の見直しも欠かせません。
皮膚を形成するタンパク質を、肉、魚、大豆製品、卵、乳製品などからバランス良く補いましょう。
また、肌の新陳代謝を促すビタミンA、ビタミンB2、ビタミンE、亜鉛の摂取も、ささくれの予防につながります。
ビタミンAとビタミンB2はレバーや乳製品、ビタミンEはかぼちゃやナッツ類、亜鉛は牡蠣や牛肉などに豊富に含まれているので、意識して取り入れましょう。
手元は、意外と多くの人に見られているものです。
ネイルをキレイに整えるだけでなく、その周りの皮膚を美しく保つために、十分な保湿と栄養補給を心がけましょう。