脂肪球が小さい
脂肪球の大きさが牛乳の6分の1ほどなので、浸透率が高い特徴があります。また、お肌への吸収力も優れているため、ゴートミルクの栄養をしっかりと入れてくれます。
草食動物で、見た目も少し似ているヤギとヒツジ。どちらも美容効果があると言われているので、違いが分からないという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ヤギとヒツジのミルクに着目してその違いをご紹介します。ちなみに、ヒツジで美容効果があるとされているのはミルクではなく、ヒツジの毛から抽出した羊毛脂「ラノリン」の方なんですよ。ヒツジのミルクと勘違いされやすいので、覚えておきましょう。
家畜として飼育されることもあり、古くからミルクが活用されているヤギとヒツジ。見た目も似ているので、「ヤギとヒツジのミルクに差はないのでは?」と思われがちです。ですが、ヤギとヒツジのミルクにはしっかりと違いがあります。その違いを生み出しているのが、ミルクに含まれている乳脂肪分とたんぱく質の量です。
【ヤギのミルクの成分(%)】
乳脂肪分:3.8
たんぱく質:3.4
【ヒツジのミルクの成分(%)】
乳脂肪分:7.9
たんぱく質:6.2
引用:牛・山羊・羊。同じ牛でも違う品種による成分の違い | アルティジャーノチーズ
上記を比較すると、ヒツジミルクの方が乳脂肪分やたんぱく質が多くなっていますね。特にヒツジのミルクのたんぱく質の量は、牛乳の約2倍!乳脂肪分やたんぱく質が多いミルクはチーズ作りに適している特徴があるため、ヒツジのミルクはチーズの原料として活用されています。強い塩味が特徴の「フェタチーズ」、青かびの熟成チーズ「ロックフォールチーズ」などが、ヒツジのミルクを使った代表的なチーズになります。
もちろん、ヤギのミルクも乳用として使われていますが、注目されているのは美容としての効果です。日本ではヤギのミルクを美容に使うというのはメジャーではありませんが、海外では古くから美容に良いとして活用されています。では、なぜ美容にヤギのミルクが良いのでしょうか。次で詳しく解説していきましょう。
ヤギのミルクには、以下のような特徴と成分が含まれています。
脂肪球が小さい
脂肪球の大きさが牛乳の6分の1ほどなので、浸透率が高い特徴があります。また、お肌への吸収力も優れているため、ゴートミルクの栄養をしっかりと入れてくれます。
タウリンが含まれている
タウリンには、お肌の酸化につながると言われている活性酸素を抑える効果が期待できます。シミの原因となるメラニン色素を分解してくれるので、美白にもつながります。
ビタミン群を豊富に含んでいる
ヤギのミルクには、ビタミンA、B(B6・B12)、C、Eが含まれています。これらのビタミンにはターンオーバーの促進、皮脂分泌のコントロール、メラニンの排出、コラーゲンの生成促進、皮脂膜を安定させるサポートなどの役割があります。
α-ヒドロキシ酸(AHA)が含まれている
α-ヒドロキシ酸(AHA)には、角質や肌表面に付着している汚れなどを取り除く役割があります。
エモリエント成分やトリグリセライドを含む
エモリエント成分やトリグリセライドは、お肌に潤いと柔軟性をプラスしてくれる美容成分です。
そのほかの美容に良い栄養
ヤギのミルクには、牛乳の3倍ほどのミネラルが含まれています。ミネラルは角質細胞のつながりを強くしたり、お肌のバリア機能を高めたりする働きがあります。また、ヤギのミルクには5種類の必須アミノ酸が含まれており、アミノ酸の一種であるシスチンは牛乳の2倍もあるんですよ。シスチンはお肌のシミにアプローチして、美肌に導くサポートをしてくれる役割があるので美肌を目指す方には嬉しい成分なんです。
上記の特徴と成分があるから、ヤギのミルクは古くから美容に使われているんですね。それは世界三大美女の一人と謳われているクレオパトラが、美容のためにヤギのミルクをお風呂に入れて愛用していたほど。ヤギのミルクの美容効果は立証済みと言っても過言ではないかもしれませんね。
ちなみに、冒頭でもご紹介しましたが、ヒツジで美容効果があると言われているのはミルクではなく羊毛から抽出した羊毛脂です。これをラノリンといい、保湿効果が高いラノリンはハンドクリームやリップ、ナイトクリームとして活用されています。
ヤギのミルクは「ゴートミルク」とも呼ばれており、スキンケア商品の原料として使われています。そして、ゴートミルクの美容効果にいち早く着目し、ゴートミルク配合のケア商品を数々生み出してきたのが『Leivy Naturally(レイヴィー・ナチュラリー)』です。
レイヴィーは、アメリカの老舗大手化粧品メーカーで30年ほど商品開発を行っていたモニカ・ウォン氏が立ち上げたブランドで、美容とお肌を熟知したプロが集まってケア商品を作っています。レイヴィーが生み出したケア商品は、ボディシャンプー、シャンプーなどのヘアケア、ボディローション、ハンド&ネイルクリーム、ハンドソープ、入浴料、洗顔フォームなどがあり、中でも人気なのがボディシャンプーです。レイヴィーのボディシャンプーは累計販売数800万本ほどで、ゼネラルリサーチ社調べのアンケート調査では『乾燥肌にオススメのボディシャンプー部門』第1位に輝くなどユーザー評価の高い製品になります。
レイヴィーのボディシャンプーの全商品にゴートミルクが配合されているわけではありませんが、保湿効果に特化したラインが数多くあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。以下では、ゴートミルク配合のボディシャンプーの特徴をご紹介します。
以下もゴートミルク配合の商品になるので、あわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
ヒツジのミルクは乳脂肪分やたんぱく質が多く、チーズ作りに活用されています。一方、ヤギのミルクは美容効果が高いので、スキンケア商品の原料として注目されています。レイヴィーには、ヤギのミルクである「ゴートミルク」を配合したケア商品が数多くラインナップされているので、美肌を叶えたい方はぜひ一度試してみてくださいね。
ゴートミルクは私たちのお肌と相性が良い成分です。栄養が豊富で、天然の美容液成分もたっぷり含まれています。抗酸化作用は牛乳の約20倍あり、アンチエイジングの効果も期待できます。美容効果が期待できると古くから知られており、かの有名なクレオパトラもお風呂で愛用していたほど。お肌へ刺激を与えにくいので、デリケート肌の方や小さなお子さまにも安心して使えます。
レイヴィーにはボディシャンプーをはじめ、ゴートミルクを配合したさまざまな肌ケア商品があります。そのほか、保湿成分や整肌成分で効果の高いローヤルゼリーやローズヒップ、パパイヤ、ラベンダーを配合したラインもあるので、ぜひ試してみてください。