かゆみや痛みを伴うイヤな「背中ニキビ」に悩んでいる人は案外多いもの。
そんな背中ニキビの発生原因の1つに「シャンプーやコンディショナーのすすぎ残し」があるのをご存知でしょうか?
今回は「シャンプーなどのすすぎ残し」と背中ニキビの関係を解説するとともに、背中ニキビをできにくくするケア方法についてもご紹介します!
ニキビは細菌や真菌といった菌の繁殖によって発生しますが、菌のエサとなる汗や皮脂などの汚れが背中に残っていると、毛穴が詰まって菌が増殖し、背中ニキビとなってしまいます。
背中は皮脂の分泌が多い場所であることに加えて、手が届きにくい場所でもあります。そのため洗い残しがあると、そこで菌が繁殖してニキビができてしまうのです。
また、「しっかり背中を洗っていても背中ニキビができてしまう!」という人は、体を洗う順番を見直してみたほうがいいかもしれません。
実は、体を洗ったあとにシャンプーやコンディショナーを使い、洗い流しが不十分だとシャンプーなどの成分が背中に残って皮膚を刺激し、背中ニキビの発生を招いてしまうことがあるのです。
背中ニキビの発生を防ぎ、改善するためには、ニキビの発生原因や対策方法をしっかりと知っておきましょう。
背中ニキビは皮脂や汗などの汚れが残っていたり、シャンプーやコンディショナー、石鹸などの成分が流しきれていなかったりするときに発生しやすくなります。
背中ニキビに悩んでいる人は、以下のようなケアを試してみましょう。
せっかくきれいに背中を洗っても、後からシャンプーやコンディショナーを使ってしまうのは避けたほうがよいでしょう。
その理由は、しっかりとすすいだと思っていても、背骨周辺は凸凹が多くすすぎ残しが発生しやすいからです。
シャンプーやコンディショナーは最初におこない、そのあとで体を洗うようにするとシャンプーやコンディショナーの成分をしっかりと落とすことができます。
ただしこのとき、背中をゴシゴシとこするのは皮膚に強い刺激を与え、ニキビを誘発する原因になってしまうのでNGです。
あくまでもやさしく、力を入れずに滑らすような気持ちで洗い上げていきましょう。
体を洗ったあとは、すすぎ残しがないようにシャワーでしっかりとすすいでくださいね。
「正しい手順で背中を洗っているのに、ニキビができてしまう……」という人は、もしかしたらボディシャンプーなどの洗浄料が肌に合っていないのかもしれません。
洗浄成分が強い製品の場合、洗い上がりはさっぱりしますが、肌がつっぱったり乾燥しやすくなってしまったりすることも。
洗浄料を選ぶ際は、ニキビ用として売られている殺菌作用があるものがよいでしょう。
敏感肌の人や乾燥肌の人は、ゴートミルクやシアバターなどの保湿成分が入っているものがおすすめです。
汚れをしっかりと落としながら保湿してくれるので、ニキビトラブルの原因の1つである乾燥から肌を守ってくれますよ。
背中ニキビができてしまうと、かゆみや痛みなどの不快な症状が起きるだけではなく、「背中が開いた服が着られない!」といった悩みを抱いてしまう場合も少なくありません。
今回の記事を参考にして「背中ニキビができにくい生活」を心掛けてみてくださいね。