まぶしい太陽から降り注がれる紫外線。とくに夏は強さが増し、日焼けやシミの原因になることで有名ですが、実は紫外線は肌だけでなく髪にも影響を及ぼします。
枝毛や切れ毛、パサつきなどに悩んでいるという方は、もしかすると知らず知らずのうちに浴びている紫外線が原因になっているかもしれません。
美しい髪をキープするためにも、紫外線が髪に与えるダメージや正しいヘアケア方法についてチェックしてみましょう。
ヘアマスクを使用する前に、やさしくシャンプーをして髪や頭皮の汚れを落としましょう。
まずはぬるま湯だけで髪と頭皮を揉み洗いし、1~3分を目安にしっかりと予洗いをします。
その後は、シャンプーを適量手のひらに取ったあと、両手に広げて軽く泡立たせてから頭皮になじませます。指の腹で頭皮をマッサージするように洗い、髪はシャンプーの泡で包み込むようなイメージで洗ってください。強くこすると摩擦によって髪が傷む可能性があるため、やさしく行うことが大切です。
シャンプーが終わったあとは、ぬるま湯でしっかりと洗い流しましょう。
シャンプーが終わったら、ヘアマスクをなじませていきます。
適量を取り、髪の毛先~中間に塗りましょう。頭皮にまで塗ると、ベタつきや毛穴詰まりなどが起こる可能性があるため、ヘアマスクは毛先~中間までに塗ることを意識してください。
塗り終わったあとは手のひらで髪を包み込むようにすると、よりヘアマスクがなじみやすくなります。髪1本1本にヘアマスクが行き届くよう、内側の部分にもしっかりとなじませましょう。しかし、強く擦るとかえってダメージになってしまうため、指を滑らせるようにやさしくなじませるのがポイントです。
濃密なヘアマスクが髪になじむまでには時間がかかります。ヘアマスクを塗ったあとはすぐに洗い流すのではなく、数分間置いておくことが大切です。
このとき、蒸しタオルやヘアキャップを髪につけると、なじみやすさがアップします。ロングヘアの場合はヘアクリップなどで髪を軽くまとめた上で、蒸しタオルやヘアキャップで頭全体をすっぽりと覆いましょう。
ヘアマスクを放置している間は、湯船に浸かったり体を洗ったりすると効率よくバスタイムが楽しめます。
放置したあとヘアマスクを洗い流す前には、再度手のひらで髪を包み込みながらなじませるのがおすすめです。髪の表面や前髪などにも軽く手を滑らせ、髪全体にヘアマスクを行き届かせたらぬるま湯で流しましょう。
洗い流すときも髪を擦らないように注意し、やさしく丁寧に行うことが大切です。
髪は濡れている状態のときが一番傷みやすいといわれています。
せっかくケアした髪を傷ませないためにも、アウトバスのヘアケアは慎重に行いましょう。
まずは清潔なバスタオルで髪の水分を丁寧にふき取ります。髪全体をやさしく包み込み、軽く叩くようなイメージで水分を取るのがコツです。
ドライヤーの前にはアウトバス用のトリートメントなどを毛先につけると、熱によるダメージを防ぐことができます。
濃密なヘアマスクは週に2~3回程度の使用が推奨されています。
しかし、深刻なヘアダメージに悩まされている方は、毎日の使用もOKです。
ヘアケアに手や時間をかければかけるほど、髪はその努力に応えてくれます。美しい髪をキープするためにも、ヘアマスクでのヘアケアにトライしてみましょう。